メモ

たまりにたまったつくりたい衝動をぶつけるように、この3年間、深夜も土日も問わず、つくる以外のあらゆる時間を減らして、とにかくつくることに邁進してきた。


で、最近どうも、つくることに飽きてきたところがある。


・・・と思ってたのだけど、「飽きてきた」というのは違うのかもしれない、と下の糸井重里氏の言葉を読んだときに思った。


http://www.1101.com/nintendo/wiiu_talk/2012-12-25.html

やれって言われたらちっともおもしろくないことを、
自分からやるときのおもしろさというか、
たとえば、走ることでも、編み物でも、料理でも、
「やりたい」っていうときの、
そのおもしろがる力ってすごいじゃないですか。


アプリをつくる力がどんどんついてきて、ちょうど世の中もアプリの時代になって、人に頼られるようになってきて、重要な仕事を任せられるようになった。


で、いつのまにか「自分が好きでやってる」を「人からの期待に応えるためにやってる」が追い抜いてしまった。


そういえば昔やってたバンドもそうだったかもしれない。誰からも求められることもなく、とにかく「自分がやりたいから始めた」ことが、だんだん、バンドやお客さんの期待を意識するようになって、楽しくなくなってきた。(そのときも、「飽きてきた」と思っていたけど、今思えば違ったっぽい)


ずっとおもしろがるには、「自分がやりたくて勝手にやっている」を貫かないといけない。そのためには、「人の期待をいっさい気にしない」か、「人の期待に応えること自体をおもしろがる」か、「次の『自分がやりたくて勝手にやってる』に移る」か。


今のところ次のステップとして考えている「海外に行く」というのは3番目の選択肢をとっていることにあたる。