iPhoneでOpenCVを使うための2ステップ

iphoneで画像処理をやるたびにいつも最初に迷ってしまう。


簡単な処理しかやらないならQuartzとかだけでやった方がいいんじゃないか、とか
OpenCV使うならソースをプロジェクトに含めて使った方が汎用的かも、とか。


でも少なくともフィルタリング、色空間変換、解像度変換は必ず使うので、
これらの処理を自分でごちゃごちゃ書くよりはOpenCV使った方がよさそうだし、
「ソースをプロジェクトに入れてビルド」はちょっとやってみたけどうまくいかなかった。


というわけで開き直ってこれからもこちらのページで提供されている
コンパイル済みライブラリにお世話になる事にする。


で、テンプレート化もしてみたけどいまいち汎用的にならなかったので、


「毎回プロジェクトにコンパイル済みOpenCVライブラリを含める」


とさらに開き直ってそのための手順をまとめてみた。



1. opencv_device, opencv_simulatorの2つのフォルダをプロジェクトフォルダ直下にコピー

2. ビルド設定「他のリンカフラグ」「ヘッダ検索パス」を設定

(ビルド設定条件の追加は画面左下の設定アイコンから行う)


(インクルードは #import




意外とシンプル!
心配していたiOS4での動作も問題なし。