60秒・90秒・10分ルール

あれ、好子の提示されるべき時間って何秒だっけ、
とググったら出てきた記事。
http://www.nikkeibp.co.jp/article/nba/20090522/154730/


10分ルールは初めて知った。
このルールに従えば


「やる気がないときはとにかく始める。やっているうちにやる気が出てくる」


という定番ライフハック


「やる気がないときは10分だけとにかくやってみる」


と時間的ゴールを設けられる。
これは画期的!



60秒ルール

仕事や日常生活に即して言うと、学習成果を維持したり、特定の行動を良い習慣として身につけたいなら、その学習や行動の後、60秒以内にそれを好ましいものとして目に見える評価を与えなければならないというものだ。

90秒ルール

脳内の感情的な反応は90秒でいったん収束することを基にしている。驚きや、突然の不安感、恐怖感といった感情的な反応が脳に起きると、その興奮が収束するまでに90秒かかる。


その90秒の間、慌てふためいたり、自分でパニックを深めるような行動をせず、じっと脳の興奮が収まるのを待てば、その後より理性的な対応が可能になる。非理性的な対応を90秒以上に引き延ばすことを抑制する利点もある。

10分ルール

10分ルールは、理性的に配慮して安全な状態なら、10分じっと耐えるとその環境や行動に脳が順応するということだ。自分の弱点だと思い込んでいた性質が、意外と10分ルールで解消することもある。


必ずしも高所恐怖症の人すべてに当てはまるわけではないが、高いところにいて怖いと感じる場合、理性的に安全だと認識できたなら、そこでじっと10分ほどその環境で我慢してみる。そうすると、脳がその環境に慣れ、恐怖心が軽減される。


また、やってできないことはないが、どうしても特定の作業の前に気が重くなるといった場合、自分があたかも他人になったかのように、10分間だけ淡々とその作業をやってみる。すると10分後にはそれほど負担に思えずにさらに継続できるようになることがある。

10分ルールは、脳の思い込みを打ち破る、よい意味での惰性感を形成することだ。脳の思い込みに反例となる現実を提示するのには、そのくらいの時間がかかる。