メモ

今は好きなことだけをやって生活できているけれど、
それがまたズレ始めたときに読み返す。




http://togetter.com/li/81598
為末大「人を喜ばせる為に生きてやいないか」

なんでこんなにやってるのに報われないんだ。どうしてこんなにやってるのにみんな褒めてくれないんだ。それがいつの間にか社会への恨みに変わる。 評価されるのはいつも自分の好きな事にしたがっている人。みんなが期待する人に成ろうとしない人。世の中が評価する人生ではなく自分がやりたい人生を。

残酷なのは人の評価を気にしている人を、みんなどこかで軽蔑している事でしょうか

すごいと言われたい症候群も、がっかりされたくない症候群も、バカにされたくない症候群も、つまり他人にコントロールされている。

期待に応えようと必死で頑張った先には自分が自分のままでいる事を許してくれない世界がある。

誰とでも自分を比べて競ってしまう人がいる。こういう人は褒められ不足で苦しんでいる。

人間はアドバイスをしながら優越に浸り、親切をしながら相手に恩を着せようとする。

いい事はいい事なんです。人に親切にするのも優しくするのも。ただそうしたいからするんではなくて、しないと怖いからする人もいる。そういう人は自分に価値を感じられなくて苦しんでいる。だから抜け出すきっかけになればと

二種類あるんです。自分が高まっていく道とやればやるほど虚しくなる道が。違いは好きだから進んだ道か、褒められるから進んだ道か

頑張れば欠点は克服できると習ってきた。犬より馬の脚の方がいいものだと思ってきた。速い方がいいに決まってるとみんなが言うから。犬はそれがただの違いだという事に気付かない。そして必死で馬になろうとしている。
キリンがやってきた。高い所まで首が届く。みんなが高い所に届く方がいいに決まってると言い始める。今度は必死にキリンになろうとしている。キリンと会えばキリン、馬と会えば馬。そして誰も犬を相手にしなくなる。
参加するレースは自分で決めたのか。どのレースにも参加しようとしてやいないか。ましてや、ただギャラリーが多いからそのレースを選んでやいないか。レースはゴールして終わりではない、死ぬまで続く。死ぬまでやり通せるレースを選んだか。