ディレクションの功罪

ディレクターが入ることでずいぶん楽になった。


プロジェクトへの期待がでっかくなると、
いろんな人が関わってきて、あれやこれや言ってくる。


そういうあれやこれやに惑わされず開発に没頭できる
ってのはとにかくありがたい。


ただ、僕が勝手に判断して勝手につくって勝手に出す、
というわけにはいかないので、スピードは確実に遅くなる。
いちいち判断を求め、待つ必要がある。
そして手を動かす機会が減る。


かといって自分で意思決定をやりはじめると、
それには責任が付随してきて、
手を動かして作る「以外」のあれやこれやが大量発生する。


誰にも期待されないプロジェクトをやるか、
傘下で意識決定を待つプレイヤーになるか、
手を動かす以外の仕事もまるっと引き受けるか。


いまのところ2番目で、
パラでいろんなことやって手を止めないようにする、
という選択肢がもっともよさそう。