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http://www.4gamer.net/games/116/G011621/20110426090/
最初の企画書は全部で9ページで,そのあとで作った「バージョン1.1」が59ページですね。
最初のバージョンは,ゲームの方向性を社長に見せてOKを貰うためのもので,1.1がチームで情報を共有するためのものです。時期的にみると,日付は93年の3月4日になっていて,すぐあとの3月10日に「伝説のオウガバトル」(以下,オウガバトル)が発売されているんですよ。そして,1.1は4月8日に書き終わっているので,企画が通ったあと3週間くらいで書き上げてる計算になりますね。
4Gamer:
これはかなり詳細に書かれていますけど,松野さんは,すべてこのレベルで企画書を作成しているのでしょうか。松野氏:
タクティクスオウガほどではないですが,伝説のオウガバトルも,これに近い形で企画書を作りました。今までにないゲームというと語弊がありますが,似たようなものが当時はなかったものですから。初期段階でゲーム内容をスタッフ全員が把握し統一するために,企画書がすごく重要だったんです。