42ページ

http://lifehacking.jp/2011/02/reading-more/

時間はあまりに貴重です。一冊、一冊、何を読むかを選ぶことは如何に生きるかという大問題なのです。

  1. 本当に読みたいと思っているものをよむこと
  2. 特に読みはじめの段階で、本に最適な時間を割り当てる

最初の「本当に読みたい本」というのは、読書人としては当然の話なのですが「読んでいないので恥ずかしいと思っている古典」や「誰もが話題にしていて乗り遅れたくないと思っている本」といったプレッシャーに負けないという点です。

2番目の点は、たとえば難しい本なら5分刻みで読むのではなく、なるべく読みはじめの段階で大きな時間を割り当てられるように注意すべきという話です。本にはそれぞれ独特のペースがありますので、トイレに持ち込んだ一瞬でも有意義にページを進めることができるものもあれば、1時間程度ではまえがきも読み終わらない本もあります。


このペースを最初に感じ取って、本の刻んでいるリズムにあわせて時間を割り当てることが、難しい本を読み進めるためには大事になります。

たとえば平均的な本の厚みを300ページ程度として、週に1冊、つまり一年に52冊を読む場合、一日に換算すると約42ページになります。


ここでいう 42 という数字は一つの目安です。本来は各個人の読むスピードや本の種類で左右されます。しかしそれなりに集中を要求する本なら、小一時間でよめるのはだいたいそのあたりでしょう。


42っていう意味ありげな中途半端な数字。


こういうのが今はキャッチーだなぁと思う。