メモ

【バカでも年収1000万円稼ぐ6大奥義(3)】
「弱点レーダーチャートでどんな大物もやっつける」



http://diamond.jp/articles/-/9336

「銀座のクラブ」に高〜いお金を払ってまで、わざわざ男性が集まる理由ってなぜだかわかります?「お酒を飲むだけ」なら、高級なバーに行っても1人1万円ぐらいあれば、十分、飲めますよ。それをわざわざ5万とか、10万とか払ってまで「高級なクラブ」に行く理由……。


この理由をどんどんつきつめていくと、「ビジネスシーンで、年齢や職歴や役職などのあらゆる壁、あらゆる常識を飛び越えて、誰でも大成功できる隠された理由」を見つけることができるのです。

テレビに出まくっている、あの池上彰さんに「話し方、プレゼン能力」では全く勝てる気はしませんが、「100メートルの短距離走」なら、ソフトテニスでインターハイ予選3位になった僕は、勝てる自信があります(笑)。


経営の神様「ドラッカー教授」に「経営にまつわる知識」では全く勝てる気がしませんが、僕の地元名古屋の「おいしい味噌煮込みうどん屋の情報」では絶対に勝てる自信があります(笑)。もし、ドラッカー教授が生前に


「名古屋という場所のグルメなお店に行きたい!」


という要望があって、その情報が僕のもとに入れば、僕はすかさず、予約を代行し、一緒にお店まで案内して、味噌煮込みうどんの最高に美味しい食べ方までレクチャーすることができます。ドラッカー教授に「Thank you so much!」(ありがとう)と言われるイメージは完璧にできています(笑)。たぶん、そう言われても英語がわからない僕には、意味はぜんぜん分かりませんが(笑)。

このように、どんなにすごい人でも「全知全能」な人はいないのですね。「相手の専門領域」でまったく勝てないなら、相手とコミュニケーションを取るときには、「自分の得意な領域」に引き込んでしまえばいい。「相手の一番弱い領域」と「自分の得意な領域」でコミュニケーションをとるだけで、何の苦労もなく、相手から「一目置かれる人間」になることができるんです!


どうです、これが「弱点レーダーチャート」です。これは実は、とてつもなく強力な「兵器(ウェポン)」なのですが、みなさんだって、一度は「弱点レーダーチャート」を使った経験があるはずなんですね。


「たしかに、そう言われればわかるけれど、本当に弱点なんて見つけられるのか?」という声が聞こえてきそうですが、先ほどもお伝えしたとおり、コツは1つ。


「この人にも必ず弱点がある」という1フレーズを頭の中にたたき込むだけで使えるようになるんです。この1フレーズを意識しながら、会話を進めれば、「相手の弱点」が自然と沸き上がってきます。自分で使うと難しそうですが、「使われる側」に立って考えてみると、意外と簡単に「負かされてしまう」ことがわかるんです。

冒頭に書いた「銀座のクラブ」の話にもどしましょう。銀座のクラブにいる女性の中には、「22歳の女子大生アルバイト」の女性なども多くいます。この女性が厚塗りのメイクを落として、リクルートスーツで「就職活動」であなたの会社に面接に来たとしましょう。当然、あなたは彼女が「クラブの女の子」と知らずに面接するわけですが、「会社の話」が中心になりますので、会話の主導権は完全に「あなた」になります。もちろんあなたの圧勝です。


しかし……(笑)、その日の夜……、「銀座のクラブ」に行ってとなりに座った女性が、面接に来ていた女子大生で、彼女はあなたに気づきますが、厚塗りメイクをした彼女を「昼間の面接の女の子だ!」とあなたが気づかなかったら……(笑)。


あなたをどうするかは、まさに「彼女の手のひらの上」(笑)……女性の圧勝ですよね!

弱点の数は人それぞれだけど、弱点がない人なんていないぞ。じゃあ、相手の一番弱い領域と自分の得意な領域でコミュニケーションすれば、どんなすごい人にも圧勝できるんじゃないか?

そんなSクンはある「ビジネス交流会」で地域一番の歯科医院のオーナーKさんと出会いました。いつもならビビッて「ハイ。ヘェ〜。はぁ。そうなんですか、すごいですね〜」としか話ができず、なんのチャンスも開けないと悩んでいたSクンですが、「この人にも必ず弱点がある」という1ワードを頭に入れながら会話をしていくと、思わぬ方向に会話を引き込むことができたそうです。


オーナーKさんには20歳になる娘さんがいるようで、なんでもその娘さんは「ダンス」にハマっているそう。25歳のSクンは、なんと人気アーティスト「ケツメイシ」のバックダンサーをつとめていたほどの実力者で4万人規模のライブで踊っていた実績をもっていたんです、すげえ!


そのSクンはすかさず、Kさんに「僕はずっとダンスをやってまして、アーティストのバックで4万人規模のライブにも出てました。もしよかったら、レッスンの場をつくりましょうか?」と投げると、オーナーのKさんは「そうなのか! ぜひとも頼むよ。娘も喜ぶはずだ」といって、すぐレッスンに伺ったそうです。


すると、このKさんから、Sクンにまさかのお誘いが!


「今度、僕のクルーザーで知人のビジネスオーナーを集めたパーティーをやるから、ぜひ来ないか?」


というウルトラオファーをゲットしたのです。


ビジネスオーナーばかりが集まるパーティーに1人参加したSクンは「僕だけ、なんでここにいるのレベルで、浮きすぎて、確実に目立ってました!」と言っていましたが、これを機に「様々なチャンス」をKさんからもらえるようになったそうです。


Sクンは「質の高い企画書」を書いたわけでもなく、用意周到に「電話でセールス」したわけでもなく、ただ、娘さんのダンスの先生になっただけ。つまり、「相手の一番弱い領域」と「自分の得意な領域」でコミュニケーションをとっただけです。


これだけで、普通では誘われることのないクルーザーパーティーに呼ばれ、「会社の机」に座っておりこうに仕事しているだけでは、ぜったいに得ることができない「スーパーな人脈」をゲットすることができたのです。

「人から求められる」には小難しいスキルや知識よりも、「相手が欲しがっているもの」を提供、もしくは「お手伝いしようという意識」のほうが、よっぽど大事だと思います。


そのために必要なものが「相手の一番弱い領域」と「自分の得意な領域」でコミュニケーションをする「弱点レーダーチャート」というわけなんです!