公式ドキュメントを読む人、読まない人

iphoneアプリ開発で何か新しいことをやる際に、
まずappleの公式ドキュメントに目を通す人がいる。


それが本来あるべき姿勢なんだけども、
一方では英語を読むのがめんどくさいとか、
そのへんのブログにもっと噛み砕いた内容があるとか、
知ってる人に聞けばわかるとか、
そういう理由で読まない人が相当数いる。


この違いはなんだろう。


英語が得意とか、スキルが高いから理解力があるとか、
そういうのは鶏と卵の関係な気がする。
(英語力やスキルはやっていくうちにつく)


結局この姿勢の違いの根っこにあるのは、
技術者としての「自己イメージ」にあるのかと。


たとえば僕の知っている「ドキュメントを読む人」の1人は
とある界隈では名の知れた人で、
周りにはプログラミング言語の設計をやった人とか、
まぁなにやらすごい人たちがたくさんいるらしい。


そういう中にあって、
iphoneやってます、ドキュメント英語だから読んでません、
 だからちゃんとした仕様はよくわかりませ〜ん」
なんて姿勢はありえないんだろう。




僕はこの「自己イメージ」が低すぎる。


のし上がりたい願望はあるけども、
深層心理では「まだまだ初めたばかり」という
言い訳を残しているところがある。




自己イメージが高い人と低い人では、
たとえばネイティブでない言語という壁を越えて
ドキュメントをちゃんと読むか読まないか、
といった行動に差が出てくるので、
日々その差は開いていくばかり。


いかにして自己イメージの底上げを図るか。

  • 一流の人たちのいる環境に身を置く
  • ブログやtwitterや講演で一流の人たちの考えにふれ、取り入れる
  • 宣言する。たとえば自分は日本一のiphoneプログラマだとか。(あまり現実味ないと言っててあほらしくなる?)
  • 言い訳のきかない状況にする。たとえば自分の得意分野を総動員したところで勝負するとか。


おお、そうか、自分の得意分野で勝負するというのは、
得意だから勝てる確率が上がるっていう単純な理由以外にも、
言い訳がきかないので本気を絞り出せるというメリットもあるのか・・・




ごちゃごちゃしてきたので、まとめ。

  • 自己イメージの高さは行動にもあらわれ、それが日々積み重なって大きな差となる
  • 自分の得意分野で勝負するというのは、言い訳がきかなくなるという意味で、自己イメージを高めることにもつながる